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2023/04/03

私たちがfreee導入の全ノウハウを公開する理由

こんにちは!税理士法人ブラザシップです。突然ですが、2022年9月より、ブラザシップのfreee導入支援の全ノウハウを公開していくことを決定しました。

私たちは現在、freee認定アドバイザーの最高ランク、5つ星アドバイザーとして、東京・名古屋を中心に、200社以上のお客様にfreeeの導入支援をしています。

また、私たちは母体が経営支援型会計事務所であり、freeeが理想とする”リアルタイム経営”に最も近い支援ができる事務所として弊社代表の松原がfreeeの一大イベントでゲスト講演するなど、おかげさまで社外からも高い評価をいただいています。

(『freee Advisor Day 2021』公式サイトより。freee佐々木社長とビッグゲストに続いて弊社代表が登場!)

しかし、ここまでくるのは、紆余曲折の道のりでした。
「どんなに困難でも、失敗しても、絶対にfreeeを諦めなかった。」
だからこそ、今のブラザシップがあります。

では、そんなにも苦労して手に入れたfreeeのノウハウを、なぜ公開するのか。 今回のコラムでは、その理由と、私たちの思いを書き記しておきたいと思います。

さて、私たちが5年以上のfreee導入経験から学んだのは、
freeeには、他のクラウド会計と根本的に異なる設計思想があり、その思想をどれだけ深く理解しているかで、導入の成否に大きな差が付く、ということです。

freeeは、その設計思想を深く理解した上で導入すれば、これまでの会計ソフトでは考えられない劇的なユーザー体験をすることができます。

freeeによる劇的なユーザー体験とは

第一に、会計freeeは徹底して、会計を知らない初心者目線で作られています。

その結果、「経理をやれる人材がいないから」、「経理は難しいから」と税理士に丸投げしていた会社でも、自社で経理ができるようになります。

第二に、単に経理ができるだけでなく、その周辺業務も含めて、圧倒的な効率化ができます。他のクラウド会計でも3時間の業務を1時間に短縮することはできるかもしれません。

しかし、freeeなら、3日かかる業務を1時間に短縮することだって可能なのです。

そして最後に、”タグ”という概念の導入により、これまでの会計ソフトとは比べ物にならない豊富な経営レポートが可能です。

これらの特徴により、会計freeeを使えば、「経営者が本当に見たい経営数値を」「圧倒的なスピードで」知ることができるのです。

実際、私たちのお客様のほとんどが、翌月10日までには月次決算を完了させていますし、私たち自身も、翌月5日には月次決算を完了させ、翌月の第二月曜日に経営会議を開いているのです。

長引くコロナ禍やウクライナ情勢など、先の見えない時代において、大企業に資本力で劣る中小企業が唯一勝てるのが、「経営判断のスピード」だと私たちは考えます。変化を恐れず、新たな施策を試し、試した施策の効果をスピーディーに検証し、素早くPDCAを回すこと。

それができるのが、まさにfreeeを導入した”リアルタイム経営”なのです。

freee導入は難しい…?

そんな素晴らしいfreeeですが、その革新的な設計思想ゆえに、導入が難しいと言われます。

freeeを普通の会計ソフトの延長だと思って導入すると、ほぼ100%失敗します。

私たちブラザシップは「これからはfreeeの時代だ」と確信し、5年以上前から、社員全員のfreeeエキスパート資格取得、社外勉強会への積極参加、事例研究会の実施など、相当な先行投資をしてきました。

しかし、そこまでしても、はじめの数年間は、ごく一部のメンバーが職人技のように導入していく状態が続きました。社員全員が「freeeがベスト」と確信し、導入ノウハウを言語化・標準化できるまでには5年の月日を要したのです。

ちなみに、他のクラウド会計であれば、半日触ればほぼ理解できます。

freeeだけが、それほどまでに違うのです。

実際、税理士の先生の中には、「freeeは使いづらい」と断言される方もいらっしゃいますし、経営者の方から「freeeを導入したかったけれど、顧問税理士に対応できないと言われた」と言って、弊社にお声掛けいただくことも増えています。

「freeeは使えない」と言われるならまだよいのです。

freeeを導入したにも関わらず、まるで既存の会計ソフトのように利用し、freeeの強みが生きないばかりか、経理の方の負担が増え、現場が大混乱するという話も聞こえてきます。

freee導入は難しい。これは残念ながら事実なのでしょう。

「スモールビジネスを、世界の主役に」

話は変わりますが、freeeの掲げるミッションをご存じでしょうか。

それは、「スモールビジネスを、世界の主役に」というものです。

freeeは、スモールビジネスをバックオフィス業務の手間から解放することで、スモールビジネスが大胆にスピード感を持って成長し、社会にイノベーションを生み出していく世界を目指しているのです。

5年前の私たちがfreeeを選択したのは、何よりもfreeeのミッションに共感したから。

私たちブラザシップもまた、「中小企業経営に安心と感動を与え、中小企業を成長発展させることで、社会を活性化する」いうミッションを掲げています。

こうして振り返った時、多くの中小企業が、freeeの導入に苦戦し、freeeの真価を感じられていない現状はあまりにもったいないのではないかと考えたのです。

今後の連載内容について

以上の経緯から、私たちブラザシップは、5年分のfreee導入支援の全ノウハウを公開することを決定しました。

正直なところ、freeeは日々アップデートされ、連携できる外部アプリも増えており、私たちも全てを追い切れているとは言えません

しかしながら、freeeの本質的な設計思想は今後も変わることはなく、その思想を深く理解した上で、どのようにfreeeを導入するべきかという私たちのノウハウには、一定の価値があると考えています。

これからコラムで公開する内容はどれも、私たち自身、「5年前に知りたかった」と思う内容ばかりです。

本コラムが、変化の時代を生き抜く中で、freeeの導入を検討されている経営者の皆さまにとって、そして、それを支援する会計事務所の皆さまにとって、freee導入成功の一助になれば、私たちにとってこれ以上の喜びはありません。

それでは、これからの連載、どうぞよろしくお願いいたします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

\\freeeの導入や操作方法にお悩みの方は、税理士法人ブラザシップへお気軽にご相談下さい。//

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・freeeが向く会社、向かない会社

・ブラザシップ流freee導入支援の工程表を全部見せます! …などなど

この記事の監修者

税理士法人ブラザシップ
[東京オフィス]
代表社員/
公認会計士・税理士 松原 潤

大手監査法人、トヨタ系ベンチャーキャピタルを経て、2014年、共同代表の加藤と共に税理士法人ブラザシップを設立。売上高1億円〜30億円規模の中小企業に特化した経営支援型の会計事務所として400社以上の経営支援に携わる。経営支援の全国大会では3度優勝。近年はクラウド会計freeeの導入支援に力を入れ、freeeの5つ星認定アドバイザーとして、200社以上への導入、freee主催セミナーでの登壇、freeeの社内研修で弊社支援事例が使われる等の実績多数。

この記事の執筆者

税理士法人ブラザシップ
[名古屋オフィス]
マーケティング事業部
マーケター 渡邉 美沙子

会計ソフトメーカー勤務を経て、2018年に税理士法人ブラザシップに入社。入社後4年間は税務顧問やfreee導入支援、財務コンサルティングを担当。育休復帰後、「ブラザシップやfreeeの魅力を多くの方に伝える人になりたい」と希望し、2022年にマーケティング事業部を立ち上げ、専任となる。現在は主にクラウド会計freeeに関するウェビナー企画や導入事例記事、コラム等の執筆を行う。

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